熱中症について

2021年08月13日

こんにちは。

塚田はりきゅう接骨院です。

梅雨が明けてから気温が高い日々が続いていますね。

 

そこで今回は夏日に危険性が高くなる熱中症についてお話ししていきたいと思います。

熱中症とは?

連日35℃近くまで上がってしまい、今年はマスクをしていることが多いこともあり、熱中症になるリスクが上がっています。

 

人間の身体は、子供が70%・大人が60%・高齢の方で50%水分でできています。

 

 

人間はいつでも体温を一定に保とうとする働きがある為、体温が上がると今までの体温に戻そうとして調整をします。

調整の方法は、①体にこもった熱を外に逃がそうとして汗をかく(発汗)

②血管を広げて熱を逃がす(放熱)の2種類があります。

 

炎天下や暑い室内だと血管を広げて熱を逃がすことが難しくなるため、上記の調整が発汗の1つしかできずその分大量の汗をかくようになります。水分の他に塩分も一緒に流れるため、体内の栄養や水分量が少なくなり体調不良に陥りやすくなります。

 

皆さん喉が渇いたと感じるのは身体の中の水分がどれくらい減った状態か知っていますか?

渇いたと感じる時点でもう1%水分が減ってしまい、身体の機能が落ちるといわれています。

これはすでに脱水の状態になっているということです。

脱水状態になると血液がドロドロになり、血管が詰まって血栓という血の塊ができやすく、脳梗塞や心筋梗塞になってしまうこともあります。

5%減ると熱中症の可能性が出て、そして20%減ると死亡する危険性が出ます。

 

最近はかなり気温が高く外に数分居るだけで汗をかいてしまうので、簡単に体内の水分量が少なくなります。

 

【熱中症になりやすい環境】

○気温が高い

○湿度が高い

○日差しが強い

○急に暑くなった    などなど

 

気温が低い日でも湿度が高いと熱中症になりやすく、最近では住宅や室内での熱中症の方が増えているそうです。

 

【代表的な症状】

・Ⅰ度

めまい、立ちくらみ、大量の発汗、足がつる

・Ⅱ度

頭痛、吐き気、倦怠感

・Ⅲ度

意識障害、けいれん

 

このような症状が出たら熱中症の可能性があります。

 

対策

運動をしていなくても生活をしているだけでも呼吸や汗、尿などで1日に2.5L水分が失われています。

食事で1.0L、体内で0.3Lの水分が補給できるといわれていますが、残りの1.2Lは飲み物から摂取する必要があります。

飲む量もそうですが、何を飲むかも重要になってきます。

アルコールやカフェインを含むコーヒーなどは、利尿作用があるためむしろ飲んだ量以上に尿として流れてしまいます。

そのため極力避け、や塩分も含まれるスポーツドリンクを取ると効率よく補給することができます。

一度に水分を多くとってしまうと、体がうまく吸収できずにカフェインと同じように尿や汗として流れてしまうため、こまめに少しずつとるとよりよく吸収することができます。

目安としてはコップ一杯を8回くらいに分けて取ると効果的です。

 

 

室内での熱中症が増えているということもあるので、暑さを我慢せずにクーラーや扇風機でしっかり室温・体温を下げ、健康的な毎日を過ごしてきましょう。

ただし室内の冷やしすぎは外との温度差が大きくなり、自律神経が乱れ夏バテの原因にもなってしまうため、26~28度くらいに設定した室内で過ごすとベストです。

 

当接骨院は新型コロナ対策としての消毒や熱中症対策として塩分チャージや室内を涼しくしながらお待ちしております。

お身体のお悩みございましたら、ぜひご相談お待ちしております。

 

 

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