鍼灸治療って?
2020年04月17日
こんにちは。
塚田はりきゅう接骨院の岩井です。
皆様は体調に問題はございませんか。もしも何かある場合はすぐに病院に受診をお願いいたします。
さて今回は鍼灸治療について紹介してみようと思います。
患者さんに「鍼灸にどんなイメージをお持ちですか?」と質問すると痛そう、怖いなどの回答がとても多いです。
実際はどうなのかというと・・・
結論から言えば痛くも怖くもありません。なぜならしっかりとした技術と知識を備えた有資格者が施術するからです。
さて、まずは何に効果を発揮してくれるのか!ここから始めていきましょう。
鍼灸はWHOでも認められていて神経痛、自律神経の不調、頭痛、首肩こり、五十肩、腰痛、眼精疲労、喘息など、その他多くの内臓器の不調にも適応を認められているのです。
この時点でも鍼灸の良さが少しは伝わるのではないかと思います。
続いては鍼施術でよくいらっしゃる症状の紹介です。
1 急性腰痛(ギックリ腰)
2 頸肩コリ(寝違え含む)
3 頭痛(特に多いのは筋緊張性頭痛)
の3つが上位を占めていて続いて、眼精疲労、神経痛などが多いように感じます。
ここからはどのように施術していくかのご紹介です。
【ギックリ腰】
まず二通りの状態があり、体を伸ばせないパターンと体を曲げられないパターンに分かれます。
前者の場合であれば問題を起こしているのは体の前側の筋肉のことが多いので腸腰筋という筋肉にアプローチしていきます。
後者では体の後ろ、いわゆる背筋と呼ばれるところで筋スパズム(急な筋収縮)が起こっているのです。そこに直接アプローチしていきます。
特効穴は腰退点です。場所は手の甲で示指、中指の間と薬指、小指の間の2点。
【寝違え】
寝違えとは、簡単に言えば睡眠中に無理な姿勢や動きをしてしまい筋肉に急激な収縮力が加わりその状態から動かせなくなることです。
施術法としては、まずはどの筋肉に痛みが出ているかを見極めます。その後に痛めている筋肉との部分の筋膜のつながりや経絡を利用していきます。
特効穴は落沈です。場所は手の甲で示指、中指の間で腰退点の少し上。
【頭痛】
頭痛は特に難しく多くの種類があります。今回はその中でも多く見る筋緊張性頭痛の施術についてお話します。
筋緊張性頭痛とは、頸、肩、肩甲骨周りの筋肉が固くなり周囲に血流を阻害することで
頭に行くはずの血液が届こうることで発生します。
施術法としては、血流を改善するために頸~肩甲骨周りに鍼やお灸をします。
よく使うツボとして、天柱、風池、完骨、肩井、天宗、合谷などが挙げられます。
簡単にですが施術の説明でした。皆さんももしもこのような状態で悩んでいるのであれば、一度施術を受けてみるといいかもしれないですね。
最後に現在のコロナウイルスに負けない体を作るために三大養生である(睡眠)(栄養)(運動)を意識していただけたらと思います。