眼精疲労で頭痛?
2017年04月15日
目の疲れだけじゃない「眼精疲労」とは?
こんにちは、吉川です。
最近、頸の症状でお越しいただく皆様の話を聞くと、仕事でのパソコン作業やスマホの使いすぎで目の疲れるだけでなく、頭痛でも困っているという話をよく聞きます。
このような症状は眼精疲労からきているかもしれません。
眼精疲労とは?
眼精疲労とは、物を見ているだけで目の疲れや肩こりを感じたり、頭痛やひどくなると吐き気を訴えることもあり、単なる目の疲れとは違い休息や睡眠をとっても疲れが回復しない目の重い症状で、以下の原因が考えられます。
パソコンやスマホの画面をを日常的に長く見ている
長時間デスクワークをしている
度の合わないメガネコンタクトを使用している
作業中に猫背になりやすい
車を長時間運転する
目の疲れが続き休んでも変わらない
頸や肩がこりやすく頭痛もでる
皆さん、あてはまる症状はありますか?
首・肩こりや頭痛と目の疲れとの関係は?
パソコン作業などで画面をじっと見ていたり、目を細かく動かしていると頭蓋骨と頸椎の間にある後頭下筋群が緊張してきます。
後頭下筋群とは、
頭蓋骨から頚椎についていて頭の重みを支えたり、眼球の動きに合わせて頭を動かす役割を持っています。
この後頭下筋群の下には頭につながる神経や血管が通っているため、筋肉が緊張すると血管が収縮し血流が悪くなり酸素不足を引き起こしたり、老廃物が蓄積されます。
すると、
どんどん血流が悪化し、脳に異常を伝えるために頭痛が起こります。
このように筋肉の張りからくる頭痛を緊張性頭痛といいます。
緊張性頭痛を改善するには?
部屋を明るくする
特に夜寝る前にスマホを使ってから寝るという習慣がある方は部屋が暗い状態であることが多いと思います。
すると目への負担も大きくなるためスマホは電気をつけたまま使用するか、寝る直前は睡眠の質を下げるため使用は控えましょう
休息をしっかりとる
作業に集中してしまうと連続して画面を見ている時間が長くなるため慢性的な眼精疲労になりやすいです。
そのため10分ほどの休憩をはさみ外を眺めるといった目のリフレッシュをすることも大切です。
目を温める
ホットタオルで目を温めると血流がよくなることで目の周りの筋肉の緊張がやわらぎ疲労回復につながります。
ホットタオルは水で充分に濡らしたタオルを電子レンジで温めると簡単に作ることができます。
目の周りや頭皮のマッサージ
目の周りや関連する首、頭皮のツボを刺激して血流を改善するのも疲労回復に効果的です。
当院では、目の周りや関連する首、頭皮のツボを刺激して血流を改善し、ホットタオルを使って眼精疲労を取り除くリラクゼーションメニュー《眼精疲労解消コース》をご提案しています。目が疲れて奥の方まで重さが出る方や頑固な首周りの張りと頭痛でお困りの方はぜひ一度お試しください。