ジャンパー膝とは?

2017年08月20日

ジャンプ系のスポーツに多いジャンパー膝]とは?

こんにちは、石井です。
8月に入り夏らしくない天気が続いていますが、皆さん体調はいかがですか?

最近当院では、夏休みで毎日部活などで練習する時間が増えてきたせいか、膝が痛いと行って来院される学生が増えている気がします。
そこで今回は、

サッカー

バレーボール

バスケットボール

などのジャンプ系のスポーツをしている学生に多発する

ジャンパー膝についてお伝えしていきたいと思います。

ジャンパー膝とは?

まずジャンパー膝(ジャンパーズ・ニー)と言われてピンとくる方は少ないと思います。

広義でのジャンパー膝とは、モモの前の筋肉、大腿四頭筋とお皿の膝蓋骨、そしてそこからスネの骨まで付いている膝蓋靭帯の引っ張り合いが強く、付着部や靭帯で炎症を起こしてしまうものをいい、

大腿四頭筋炎

膝蓋腱炎(狭義でのジャンパー膝)

オスグッド・シュラッター病

シンディングラーセン・ヨハンソン病

の4つがあります。

みなさんがよく聞くオスグッドとはジャンパー膝の一つだったのですね!

なぜ起きてしまうのか?

まず原因として、

大腿四頭筋

大腿四頭筋腱

膝蓋骨

膝蓋靭帯

膝を伸ばす時に使われる膝伸展機構の柔軟性の低下が考えられます。

この膝伸展機構の柔軟性が低下していると、筋肉が、靭帯や停止している膝蓋骨、脛骨粗面部などの患部にストレスをかけてしまい、炎症を起こしてしまいます。

炎症が起きてしまうと、膝の屈伸運動障害や、圧痛、ひどくなると歩行時にも痛みが出てきてしまいます。

どんな治療法があるの?

来院される患者様が「他の接骨院に行ったが良くならなかった」「安静にしてれば治ると言われ、部活は禁止された」と言われて、どこか他はないかとホームページをみて遠方から来られる方もいます。

当院では、ジャンパー膝はあまりにもひどくない限り部活や運動をしながらでも基本はOKとしています。

ただし、日常生活動作の

「歩いても痛い」

「片足立ちができない」

「軽いジャンプもできない」

状態であれば、これらがクリアされるまでジャンプや走行は控えるように伝えています。

特別なジャンパー膝治療などにより、5回ほどで痛みはほぼ無くなり、ご満足していただいております。

また、膝用サポーター、テーピングなどにより痛みの軽減も可能です。

予防法は?

日頃からモモの前の大腿四頭筋のストレッチや、運動後のアイシングを心がけましょう。

なってしまってから治療を始めるよりも、ならないように予防をしていくのが最も大切です。

最初に話したように、この時期は夏休み後半で疲労もピークとなり、張りや違和感が痛みに変わりやすくなります。

 

そこで当院では、

痛みなくプレーを続けて頂くために、8・9月アスリート応援月間として、ご紹介でお越しの学生の皆様に

ストレッチ&コンディショニング

10分延長無料でご提供させていただいております。また、ご自宅でのセルフケアの方法やテーピングの貼り方などもお伝えしていきます。

痛みでプレーができなくなる前に早めのケアを心がけましょう!

スポーツに打ち込むアスリートを塚田はりきゅう接骨院は全力でサポートいたします!

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