女性にも多い肘の痛み
2017年07月24日
女性やデスクワークにも多い[テニス肘]
こんにちは。
塚田はりきゅう接骨院の岩井です。
今日は、当院でも通院している方が多い肘の痛みで、肘の使いすぎ症候群として有名な「上腕骨外側上顆炎」、いわゆる「テニス肘」についてお話したいと思います。
テニス肘(外側上顆炎)とは、
肘の外側から起始する前腕伸筋群の使いすぎ、または間違った使い方などが原因で発生します。
テニス肘と呼ばれてはいますが、テニスをやっている人だけに起こるわけではありません。
むしろテニスをしている人よりも、主婦の方やデスクワーク(特にPC作業の多い方)の方が多いのも特徴です。
【症状】としては、
・タオルを絞る
・手のひらを下に向けて、荷物を持つ
・グッと手を握る
・テニスでバックハンドを打つ時
・ゴルフでスイングする時
などで、肘の外側に痛みが出やすいのが特徴です。
では、症状が出やすい【原因】をあげてみると、
・30~50代の女性
・デスクワーク(PC作業)
・家事(掃除機、雑巾がけ)
・手首、指を動かす事が多い
・手のひらを下にして物を持つ
・筆圧が高い
・テニスやゴルフをする
(練習で繰り返し動作が多い)
など。
肘の症状が気になっている方はいらっしゃいますか?
この症状は、悪化すると治るまでに時間のかかる症状です。
そのため、肘の外側(内側も)に症状が出ていたら、早めの対策が必要です。
塚田はりきゅう接骨院では、
ここからは、当院での施術法から日常生活での注意点などについてご説明します。
まず、皆様の痛みの状況をしっかりお聞きした上で、痛みの原因の筋肉を見つけるためのいくつか確認を行います。
原因の筋肉がわかったら、その筋肉に対して電療や各種施術法でストレッチを加えて緩めていきます。
それから肘や手首のアライメイントの調整をします。原因が首や肩、腰にもあると判断した場合には全身の調整もご提案します。
冷えが原因の場合は温めたり、炎症が強い場合は超音波を使いながら筋肉を緩めていきます。
これをするだけで痛みは軽減していきます。
ですが、これだけでは痛みは戻ってしまいます。
何故かと言うと、
日常生活で使ってしまうからなのです。
では、どうしたらいいのかと言うと、
筋肉に負担がかからないようにサポーターをしたり、ストレッチをよくすることです。
そうすることによって、痛みが出にくくなっていきます。
このような症状は完治まで
1~6ヶ月(平均3ヶ月)
と言われています。
このように期間に治すためには、
施術で5割
使い方で5割
と言われています。いかに自身のでのケアが大切かということです。
テニス肘は誰にでも起こりうる可能性があります。
このような症状や原因に当てはまる動作をよくするという方は要注意です。
心当たりのある方は、お早めに塚田はりきゅう接骨院までお越しください。