首、肩の痛みやシビレ

2020年09月25日

関節痛のイラスト(首)皆さんこんにちは。塚田はりきゅう接骨院です。

 

今日は首肩、手のしびれなどについてお話しようかと思います。

 

いろいろな疾患がありますがよく聞くものを紹介していきたいと思います。

 

後縦靭帯骨化症(OPLL)

背骨の中に走る後縦靭帯が骨化してしまい、

 

脊柱管内の神経根を圧迫することにより

 

感覚障害や運動障害を発生させる疾患です。

 

50歳以降の男性に多いと言われ、

 

症状としては頸から肩甲骨周辺、指先のしびれや痛み。

 

進行すると足のしびれや感覚障害、運動障害、手の巧緻運動障害

 

さらにひどくなると直腸膀胱障害が出ます。

 

頚椎症

頚椎の椎間板や椎骨が加齢により変性/変形し、

 

脊柱管や椎間孔が狭くなり神経症状が出るものを指します。

 

頚椎症性神経根症では

 

首や肩こり、手足のしびれ、脱力感、などが挙げられます。

 

そして多くは片側に出ます。

 

頚椎症性脊髄症では、

 

手の細かい作業、(ボタンかけ、箸の使用)が上手く行えません。

 

胸郭出口症候群

この疾患には4つの種類があります。

 

頚肋症候群

頚椎の一番下に本来ならば位置していない骨がある状態です。

斜角筋症候群

首の横にある斜角筋が緊張し起こる。

肋鎖症候群

第一肋骨と鎖骨の間が狭くなって起こる。

過外転症候群

腕を伸ばした状態で持ち上げる動作をすることで小胸筋が緊張して起こるもの。

 

頚椎ヘルニア

 

頚椎の間にある椎間板の中の髄核が外に飛び出している状態です。

 

それが神経を圧迫することで様々な症状を引き出します。

椎間板ヘルニアのイラスト

手根管症候群

 

手首の内側で末梢神経が圧迫されて

 

手指のしびれ、痛みまた親指の脱力などが起こります。

 

手根管には、正中神経が通っています。

 

使いすぎや女性ホルモンの乱れによって起こる。

 

肘部管症候群

肘の内側に靭帯や骨からできるトンネルを肘部管といい、

 

ここを尺骨神経が通っており障害を受けると

 

手の小指、薬指にしびれや動かしにくさが出るようになります。

 

原因は肘を酷使することと言われています。

 

ギヨン管症候群

手の平側で小指側の骨との通り道での圧迫による尺骨神経障害を言います。

 

小指、薬指のしびれや筋力低下などが見られます。

 

 

 

来院率トップ2

 

頚椎症、胸郭出口症候群です。

 

ですからこの二つについてもう少し詳しくお話していきます。

 

頚椎症

 

先ほどもお話しましたが、

 

骨が加齢により変性/変形によるものなので接骨院での治療では完治はしません。

 

ですが手術をしたくない。でも楽になりたいという場合は接骨院でも治療ができます。

 

そこで何をするかというと頚椎に負担をかけている筋肉に柔らかさを取り戻し,

 

痛みにの軽減と骨の変性/変形を進行しないようにしていきます。

 

そこで大事になる筋肉は、

 

僧帽筋、広背筋、大胸筋、菱形筋などの首や背中の大きな筋肉です。

 

これらの筋肉が固くなり姿勢が悪くなると骨に負担をかけてしまいます。

 

そこに加齢が加わることで変形が助長されて頚椎症になってしまいます。

 

続いては

 

胸郭出口症候群

 

種類は4つありますがその多くは原因不明と言われています。

 

ただ症状が出やすいのは30~50歳の女性と言われています。

 

問題となりやすい筋肉は斜角筋、胸筋、胸鎖乳突筋、広背筋、菱形筋、肩甲挙筋、

 

など首や肩甲骨周りの筋肉が主な原因になります。

 

今あげたような筋肉が固くなることで

 

不良姿勢になってしまい神経や血管の通り道を阻害してしまい症状が出てしまうのです。

 

最後に

 

この様に首や肩などの部分で症状も沢山の種類があります。

 

少しでも当てはまる方や気になる方は一度ご相談ください。

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